才能心理学を体系化して、本を出版してから、
「北端さんは、どうやってオリジナルの理論を体系化して、独自のノウハウを開発したのですか?」
とセミナー講師やコンサルタント、カウンセラーやセラピスト、研修会社の社長からも、よく質問を頂くようになったので、「オリジナルコンテンツの作り方」をまとめてみました。
◆専門家が、自分の才能を活かして「オリジナルコンテンツ」を開発する7ステップ
http://talentprofiler.org/original_contens
元々、ビジネスマンや経営者の方が、自分の才能を見つけるための方法を書いた本なので、どうして、そんな質問をされるのか、よくよく聞いてみると、専門家として独自のポジションを作るために、「オリジナルコンテンツを作りたい」と思われているようです。
確かに、今、セミナー講師やコンサルタント、FPやコーチ、カウンセラーやセラピストなど、専門家の方が増えているので、以前に増して、独自性や差別化が大切になっています。
先日も、そんな話をしていると、「だって、今、セラピストで検索したら、アメブロで山ほど出てくるやん」と友人のコンサルタントが言っていました。
専門家にかぎらず、モノやサービスが溢れる世の中で、どの会社も、独自性の打ち出し方に必死です。家電業界は典型例ですが、同じ商品なら、価格.comで検索して、一番安いお店で買うのも、1つの消費の流れです。
そんな状況の中で、最終的にいきつくのは、モノやサービスそのものの違い。
専門家にとって、それはオリジナルコンテンツになります。
他の専門家にはできないサービスを提供できる、独自の知識やノウハウを持っている人は、どれだけ専門家が溢れても、気にする必要はありません。
専門家にかぎらず、ビジネスで成功している人は、みなさん、独自の商品やサービスを持っていると思います。
はじめは、どこかから仕入れて販売していた方も、お客様の要望や困り事に答えている間に、「どこにもないから自分で開発しよう!」と思い、自社独自の商品を作り、ブランド化した会社もたくさんあります。
専門家にとっては、「師匠や学校で教えてもらったけれど、それだけでは解決できない」と、新たな問題に直面した時が、オリジナルコンテンツ開発のチャンスです。
専門家が、自分のポジションを確立したり、オリジナルコンテンツを作る場合、現場や目の前のいるクライアントが答えを持っているものです。
私が才能心理学を体系化した時もそうでしたが、灯台下暗し。実は、前から、目の前にヒントはありました。一番むずかしいところは、この「気づくセンス」だと思います。
気づくことができれば、まだ誰も気づいていない場所で、専門家としてのポジションを確立できます。そのために、日頃から、アンテナを貼っておくことが必須です。
今回執筆したレポートには、オリジナルコンテンツを作るためのヒントを色々書いたので、興味のある方は、読んでみてください。